ここからは、実際にかかりうるであろう費用の話をしてみたいと思います。
プラチナ会員までの費用は?
INDEX
ある意味、これが一番大事かもしれません。
だって、数百万使ってては、金で買ったのと何ら変わりませんし、
費用だけでなく、時間もかかる話なので。
現金で獲得する場合
先ほどの記事で立てた目標は、全てANA便での搭乗で、
韓国便 3回
ベトナム便 3回
国内便 8回
沖縄便 6回
これを、現金で払わないといけません。
「何で⁉︎たんまり貯まってるマイルでいけばいいじゃん!」とお思いでしょうが、
特典航空券での搭乗は、搭乗マイルが加算されません。
たまに、国内線でついている場合がありますが、微々たるもんです。
まず、
①韓国便 3回
これは、ANA便だと高くつくし、国内線を乗り継いでいかないといけない事が多くなります。
なので、同じスタアラのアシアナ便を使うと仮定します。
少し高く見積もって、往復で30,000円だとすると…、
30,000 × 3回 = 90,000円
②ベトナム便 3回
ここは、スタアラの他の便だったり、乗り換えてベトナムへ…という、ややこしい話は無しで、
単純にANAの直行便でどれだけかかるか計算してみます。
成田 → ホーチミン が時期にもよりますが、エコノミーで約55,000円〜60,000円。
高く見積もって、60,000円 ×3回 = 180,000円。
③国内便 8回
これはどこからどこに行くかで随分金額が違ってきますが、
今までの経験上、大体3万前後かと。
30,000円 × 8回 = 240,000円。
④沖縄便 5回
これは、先ほども記したように、一番安くて往復で33,000円ほどです。
ですが、安く済まそうと思うと、チケットが取れなかった時に計算が狂うので、
少し高く見積もって、往復で45,000円で考えます。
45,000 × 5回 = 225,000円。
これをまとめると…、
金額 | 搭乗マイル | PP数 | PP単価 | |
韓国3回 | ¥30,000×3 | 946×3 | 1,136×3 | 26.4円 |
ベトナム3回 | ¥60,000×3 | 3,382×3 | 4,058×3 | 14.7円 |
国内8回 | ¥30,000×8 | 394×8 | 1,432×8 | 20.9円 |
沖縄6回 | ¥45,000×5 | 2,526×5 | 4,844×5 | 9.2円 |
合計 | ¥735,000 | 28,766 | 51,258 | 17.8円 |
総額 735,000円 でプレミアム会員の資格が得れる。
と、いうことになります。
ですが、735,000円かかります…。735,000円ですよ!
常々、マイルを使って渡航している私にとっては、一年で使う金額としてはチョット大きすぎます。
ですが、そんなにお金を使わなくても良い方法があります。
ANAコインで獲得する場合
正確な名称は、「ANA SKY コイン」
ANAの電子マネーみたいなものです。
10円=10コインでANAコインに変えれます。
このコインを使って航空券や、その他の商品を購入することができます。
なので、現金で買うのと同じかと思いきや…、
ANAマイルをANAスカイコインに交換し獲得する
たんまり貯まったANAマイルを、ANAコインに交換できます。
交換率は、ANAのステータスだったり、所持しているカードで様々。
交換率は以下の通り。
上級会員(全て) | ゴールドカード/ダイナースカード/AMEXカード | 一般カード | マイレージカード | |
1〜9,999 | 1〜9,999(1倍) | |||
10,000 | 13,000(1.3倍) | 12,000(1.2倍) | ||
20,000 | 28,000(1.4倍) | 26,000(1.3倍) | 24,000(1.2倍) | |
30,000 | 45,000(1.5倍) | 42,000(1.4倍) | 36,000(1.2倍) | |
40,000 | 64,000(1.6倍) | 60,000(1.5倍) | 48,000(1.2倍) | |
50,000〜200,000 | 85,000(1.7倍)~ 340,000(1.7倍) |
80,000(1.6倍)~ 320,000(1.6倍) |
75,000(1.5倍)~ 300,000(1.5倍) |
60,000(1.2倍)~ 240,000(1.2倍) |
マイルをANAコインに交換したら、それで航空券に交換します。
ちなみに、私はまだ反映していない(たた今申請中)のマイルを全て足すと、
おそらく220,000マイルはあるかと。
そして、今は上級会員ではありませんが、三井住友VISAのANAゴールドカードを所持しているので、
今あるマイルを全てコインに替えたら、352,000コインになります。
こう考えると、約38万の追加でプレミアム会員になれるわけです。
なのでJALではダメなわけなんです。
JALも多少のマイルは所有していますが、ANAマイルと比べると…。
私の場合はそういう理由でANAを選びました。
全てコインに交換するのがいいのか?
そうなると、プレミアム会員への道はそう遠く無い…と思いましたが、
果たして、全てコインに変えるのがいいのでしょうか?
ANAコインに替えることでの長所は…、
・プレミアムポイントが貯まる
・国際線の場合、空港利用税・燃料サーチャージ込み(マイルは別途必要)
・特典航空券よりもチケットが取りやすい
・搭乗マイル分がマイルで戻ってくる。
ここでは、特典航空券と現金、そしてANAコインで搭乗した場合を比較してみます。
ですが、これはあくまで自分の考えなので、私の考えを述べますが、
別にそれを進めるわけでは無いので、あしからず…。
国内線に乗る場合
ANAの国内線は、ローシーズンの一番安い区間の往復で、10,000マイル
ハイシーズンの一番高い区間の往復で23,000マイルが必要になってきます。
では、仮にローシーズンに10,000マイルで行ける区間を、換金率の一番良い方法でANAコインに変えて16,000円で行けるか?というと、往復で16,000円で買える航空券は無いかと。
そう考えると、何か損した気分になります。
しかもせっかく貯めたマイルを、修行に使うのは少しもったい無い気も。
それに、先ほど述べたように、「プレミアム特割28」のチケットさえ取れれば、そこまで高いチケットにはならないので、やはり国内線はANAコインを使わず、自腹切って修行するのが一番な気がします。
かと言って、遊びに行くのに国内線でマイルを使うのも、何かもったいないです。
PPを気にせず国内旅行するなら、スケジュールさえ決まっていたら「特割75」で予約するのが、コスパは一番いいので、やはり国内は現金に限ります。
東アジアに行く場合
これはあくまで修行とは考えていません。
韓国や中国・台湾に行く場合なら、もちろん遊びます(笑)
一応、最安値で選びましたが、時間帯によって値段が変わる場合も。
韓国 | 中国 | 台湾 | |
必要マイル | 15,000 | 20,000 | 20,000 |
必要マイルをコインに | 24,000 | 32,000 | 32,000 |
ANA便 | 41,060円 | 28,374円 | ー |
スタアラ便 | 22,190円 | ー | ー |
PP獲得数(往復) | 1,100P(1,700P) | 1,350P | 1,700P |
マイルは日本のどの空港から乗っても同じマイル数です。
ANA便・スタアラ便共に、セントレア発着を調べてみました。
ですが、生憎セントレアからは便が少なく、選択肢が少なくなりました。
関空なら、もう少し選択肢が増えますが、そこに行くまでにお金を使っていては仕方がないので。
まず、韓国はANA便は無いですね。高杉ます。
ですが、これはセントレアからの直行便。もしANA便で行くなら、地方〜成田乗り換え〜仁川 の便なら、ほぼ直行便と同じ金額で行けて、PPが1,700PP貯まるので、時間がかかってもこっちの方がいいです。
そして、同じスタアラのアシアナ便なら、ほぼANAコイン交換分で行けます。
ですが、夜10時着の朝9時発という一番悪い便にはなりますが。
ですが、ANAコインに替え、ほぼタダで行けて、少なくともPPが貯まり、搭乗マイルとしても戻ってくるので、これはアリだと思います。
中国は、上海行きを調べましたが、ANA便だし時間帯も10:30発で、帰りは13:20着なのでバッチリです!
今年、上海行く時は、セントレアからANA便でANAコインで行きます^^
東南アジアに行く場合
東南アジアも先ほどと同じように、調べてみました。
ただ、東南アジアは韓国や中国と違い、地方からの直行便はありません。
なので、地方〜成田乗り換えで調べました。
クラスは全てエコノミーです。
タイ | ベトナム | ミャンマー | |
必要マイル | 35,000 | 35,000 | 35,000 |
必要マイルをコインに | 56,000 | 56,000 | 56,000 |
ANA便 | 74,600円 | 64,898円 | 86,580 |
スタアラ便 | 61,910円 | ー | ー |
PP獲得数(往復) | 4,900P | 4,600P | 5,000P |
タイのスタアラ便は、タイ国際航空の一番安いチケットです。
ですが、ANA便が高杉です。
ベトナムもミャンマーも、他のスタアラは乗り換え便しかないので、時間も考え却下。
ベトナム航空はANAとマイレージを提携していますが、ベトナム航空便はPPがつかないので却下。
ですが、やはりこう見ると、ベトナムが一番理にかなってるかもです。
マイルの戻りとか考えると、あまり損はありませんから。
ですが、国内線で成田乗り継ぎ便で調べたので、少し航空券は高くなってしまいます。
こうやって、国際線を見ると、ANAコインで行くのは、特典航空券で行くよりも良い気がします。
特典航空券の欠点は…
・なかなか取れない…
・使ったら何も残らない…
・別途、空港利用税・燃料サーチャージがかかる
これからは、ANAマイルの場合、ANAコインに替え、なるべく海外に行くことにします。
他に貯めているマイルは、逆に特典航空券用って割り切ってしまえば、より使いやすくなりますし。
あぁ、この1つ前のブログでANAコインのこと書いちゃいました汗
こちらですでに解説済みだったんですねぇ・・・汗
とりあえず頑張ってください!!